ひろせ日記

住宅ローンは家賃より安いのか？

こんばんは。

今日は、ゴールデンウィークの谷間ということで、事務所の周りもひっそりとしています。電話もほとんどならず、おかげで、たまっていた仕事がずいぶん進みました。

さて、この季節になると、不動産をお持ちの方には、「固定資産税の納税通知書」が届くのではないでしょうか。 ちょっと考えてみたいのが「住宅ローンは家賃より安いのか?」という問題。

「賃貸住宅に家賃を払うのがもったいないから」 「どうせ払うんだったら、家賃より、住宅ローンを払った方が、不動産が自分のものになるからいい」 といった理由で、マイホーム購入に至る人も多いと思います。

もちろん、間違いではない、と思います。むしろ、私もそう思っています。

ただし、本当に家賃より安いのかどうかは、ケースによって異なるのではないでしょうか?

住宅を購入するのには、売買代金の他にも、様々な諸費用がかかります。 購入した後、必要なお金は、ローンの支払いだけではありません。

固定資産税や、修繕費、マンションの管理費など意外とバカになりません。 金利1%以下なんていうのも、初めのうちでだけしょう(多分)。 子供の教育費だって予想以上にかかるかも知れません。

「初めは、無理がなかったのに。。。」

賃貸ならば、家賃の安いところに引っ越すことも可能ですが、夢のマイホームはそう簡単にはいきません。

司法書士として、債務整理を行う中で、非常に多くみられるケースです。

必要以上にリスクを考える必要はないと思いますが、想定できる範囲の計画と 少しの余裕は、持っておきたいですよね。

ってマイホームを持っていない私が偉そうにすいませんm(__)m

ただ、大切なのは、住宅だけでなく、将来の生活設計・ライフプランをきちんと検討してから判断することではないのかな。と思った次第です。

家を買うとき周りには、「家を買ってほしい人」「お金を借りてほしい人」ばっかりではないですか? 「いくらまで貸せますよ。」とか「家賃払うより安いですよ」という言葉だけを信じずに、住宅を買った後どうなるかを考えてみましょう。

ホントは、不動産が売れないと、司法書士の登記の仕事が減ってしまうので、不動産がバンバン売れるのは大歓迎なんですよ。