ひろせ日記

コラム：「家族でつくる遺言」のご提案

私たちは家族で作る遺言をご提案しています。

といってもそんなに大げさなものではありません。
遺言を作る際には家族でよく話し合ってみてはいかがでしょうか？というご提案です。

遺言の主な目的は財産の承継先の指定です。

「誰に、どの財産を承継してもらいたいか」それを遺言者の意思で決めておくことができるのが遺言です。
でも遺言者だけで決めていいものでしょうか？（法的にはいいんですが・・・）
引継ぐ人の気持ちもやっぱり大切だな。と思うのです。

例えば、実家の田畑は長男に継いでもらいたいと思っていても、長男も同じ気持ちとは限りません。
全財産を長女に相続させたいと思っていても、長女の方は姉妹みな平等にして欲しいと思っているかもしれません。

相続が発生した後に、遺言書の内容と違う遺産分割方法にしたいのだけれど…といったご相談を受けることもあります。
もらう側の気持ちも確認しておくことも大切ではないでしょうか。
せっかく作る遺言です。家族でよく話合い、後のトラブルを防ぎましょう。