ひろせ日記
香川県で司法書士として働く・暮らす
司法書士として、どこで働くか。
仕事の内容や事務所の規模、給料や休日など、いろいろな条件があります。
でも、長く働くことを考えると、
「どこで暮らすか」
ということも、同じくらい大切なのではないでしょうか。
私は香川県で生まれ育ちました。
でも、ずっと香川県で暮らしてきたわけではありません。
香川県の高専を卒業した後、兵庫県のゼネコンに就職し、約7年間、仕事で全国各地を飛び回っていました。
その後、司法書士を目指して香川県へ戻り、司法書士試験に合格。
今度は司法書士として実務経験を積むため、再び兵庫県へ出て、神戸の司法書士事務所で3年間勤務しました。
そして2010年、香川県へUターンして司法書士事務所を開業しました。
こうして振り返ってみると、香川県を出たり戻ったりしています。
なんか、やっぱり鮭みたいですね(笑)。
第1回でも同じようなことを書いた気がします。
このシリーズでは、香川県に戻って司法書士として働くこと、勤務司法書士というキャリア、そして香川県で開業することについて書いてきました。
最終回は少し仕事から離れて、「香川県で働き、暮らすこと」について書いてみたいと思います。
香川県って、暮らすには結構ちょうどいい
私は仕事で全国のいろいろな場所へ行き、神戸でも暮らしました。
県外で働いた経験は、仕事の面でも、それ以外の面でも、とてもいい経験だったと思っています。
だから、若いうちからずっと香川県にいた方がいい、とは全く思いません。
一度県外に出てみる。
違う街で働いてみる。
そこでいろいろな人に出会う。
どれも、とてもいい経験です。
そのうえで香川県に戻って感じるのは、「香川県って、暮らすには結構ちょうどいい。」ということです。
高松には、生活に必要なものはだいたいあります。
街の規模も大きすぎないので、移動にもそれほど時間がかかりません。
少し車を走らせれば、海も山もある。
もちろん、都会ほど何でもあるわけではありません。
電車だけでどこへでも行けるわけでもないし、車がないと不便な場面も多いです。
それでも、毎日の生活の中で、移動にあまり時間を取られないというのは大きいと思います。
通勤、徒歩5分です
ちなみに私の場合、自宅から事務所まで徒歩5分です。
通勤時間という概念が、ほぼありません(笑)。
そのおかげで、仕事が終わればすぐに家に帰ることができます。
ほぼ毎日、家族と一緒に晩ご飯を食べています。
若い頃には、通勤時間なんてそれほど重要だと思っていませんでした。
仕事の内容や収入の方が、ずっと気になります。
でも、長く働いて、家族ができて、今思うのは、仕事をする時間だけでなく、仕事以外の時間をどう過ごせるか。
それも、働く場所を選ぶうえで大切だということです。
ちなみに、事務所の向かいはうどん屋です。
徒歩5分で通勤して、向かいにうどん屋がある。
こう書くと、いかにも香川県らしい生活ですね(笑)。
もちろん、香川県に住めば誰でもこんな生活になるわけではありません。
でも、通勤や移動にあまり時間を取られず、仕事以外の時間を持ちやすい。
これは、香川県で暮らしていて感じる良さの一つです。
香川県で司法書士として働く
そして、香川県で司法書士をしていると、地域との距離が近いと感じることがあります。
不動産の登記をする。
会社の登記をする。
相続の相談を受ける。
司法書士の仕事は、その地域で暮らす人や会社と深く関わる仕事です。
以前仕事をした方から、何年かたって別の相談をいただいたり、別の方をご紹介いただいたりすることもあります。
そうやって仕事を続けていると、
地域の中で司法書士として仕事をしている
という感覚があります。
これは、私が香川県で司法書士を続けていて好きなところの一つです。
Uターンだけじゃなく、Iターンも
私の場合は、香川県出身なのでUターンでした。
でも、香川県で司法書士として働くために、香川県出身である必要はありません。
私の知り合いにも、香川県出身ではありませんが、香川県で司法書士として開業した人がいます。
ですから、香川県で働くという選択肢は、Uターンだけではありません。
香川県に縁はなかったけれど、
「ここで働いて、暮らしてみたい」
と思ってIターンする。
そんな司法書士がいてもいいと思います。
どこで働くかは、どこで暮らすかでもある
司法書士試験に合格すると、
どこの事務所に就職するか。
どんな仕事を経験するか。
いつ独立するか。
そんなことを考えると思います。
もちろん、それは大切です。
でも、司法書士として働く時間は長い。
だから、
「自分は、どこでどんな生活をしたいのか」
ということも、少し考えてみてほしいと思います。
都会でたくさんの案件を経験する。
地元へ戻って働く。
地方へ移住して働く。
勤務司法書士として働く。
独立する。
どれか一つが正解という話ではありません。
人生の時期によって、選択が変わってもいいと思います。
私自身も、最初から今の人生を全部決めていたわけではありません。
香川県を出て働き、戻って司法書士試験に合格し、また神戸へ出て勤務し、そして香川県へUターンして独立しました。
その時々で選んでいった結果、今があります。
「独立も勤務も」。そして、「県外も香川も」
このシリーズを通して、何度も書いてきました。
「独立か勤務か」ではなく、「独立も勤務も」。
最終回なので、もう一つ付け加えるなら、
「県外か香川か」ではなく、「県外も香川も」。
県外へ出て経験を積むのもいい。
そのまま県外で働くのもいい。
いつか香川県へ戻ってくるのもいい。
そして、香川県出身ではない人が、香川県を選んでくれるのもいい。
司法書士という資格を取ったからといって、人生の道が一つに決まるわけではありません。
むしろ、資格があるからこそ、いろいろな場所で、いろいろな働き方ができる。
私はそう思っています。
もし今、県外で働きながら、
「いつか香川に帰ろうかな」
と思っている司法書士がいたら。
あるいは、
「地方で司法書士として働くのもいいかな」
と考えている方がいたら。
その選択肢の一つに、香川県を入れてみてください。
私は何度か県外へ出て、香川県に戻ってきました。
そして今も、ここで司法書士として働き、暮らしています。
このシリーズを読んで、
「香川県で司法書士として働くのも、ちょっとアリかも。」
そう思ってくれる人が一人でもいたら、うれしいです。
最後なので、もう一度だけ。
香川県、いいところですよ。
今度は(笑)を付けずに言っておきます。
「香川県で司法書士として働く」シリーズ
第1回 香川県に戻って司法書士として働くという選択
→ 第1回の記事へ
第2回 司法書士に合格したら、すぐ独立しないといけない?
→ 第2回の記事へ
第3回 勤務司法書士として働くというキャリア
→ 第3回の記事へ
第4回 香川県で司法書士として開業するなら
→ 第4回の記事へ
第5回 香川県で司法書士として働く・暮らす
→ 今回の記事
香川県へのUターン・Iターンや、香川県で司法書士として働くことを考えている方へ。
独立・勤務など具体的な働き方がまだ決まっていなくても構いません。
当事務所でお答えできる範囲にはなりますが、香川県の司法書士業界について知りたいことがあれば、お気軽にお問い合わせください。
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