ひろせ日記
事務所の小さな発見
ベンジャミンから学んだ植物の不思議
相続の相談なら香川県高松市の「ひろせ司法書士・行政書士事務所」大西由香利です!
先日、事務所にあるベンジャミンを眺めていたところ、斑入りの葉っぱの中に、完全に緑色の葉っぱが混じっているのを見つけました。
何だこれは!!何で違う葉っぱが出てきているのだろう??調べてみると、「キメラ」、「先祖返り(リバート)」と聞きなれない言葉がでてきました。



元の葉の特徴
・白と緑の美しい斑入り模様
・ 葉の縁が白く、中央が緑色
・葉の大きさが小さめ
新しく出てきた葉の特徴
・完全に緑色の葉
・葉っぱのサイズが大きい
植物のキメラって何?先祖返りとは?
キメラとは
一つの植物の中に葉緑素を作る細胞(緑の部分)と、葉緑素を作れない細胞(斑の部分)が混じっている状態のこと。
キメラは自然に生じる場合と、挿し木などの品種改良によって生じさせる場合、どちらにも起きる現象で、これによって葉っぱに斑入り模様ができるとのこと。身近な斑入りの観葉植物は、ほとんどがキメラによるものだそうです。
「先祖返り(リバート)」とは
キメラによる斑入り模様の葉っぱが、緑一色の状態に戻る現象のこと。
なぜこのようなことが起きたのか?
斑の部分は葉緑素が作れない細胞であるため、光合成ができません。それは植物にとって負担となり、生存のために効率の良い緑の葉を優先的に作ろうとします。
光や栄養不足などのストレスが引き金となることが多く、一度リバートが始まると完全に緑に戻ってしまうこともあるようです。
小さな発見から感じたこと
いつも見慣れた植物をじっくり見たことで思わぬ発見がありました。
毎日何気なく見ている風景、身の回りのものを、いつもよりほんの少し時間をかけて見ると新しい気づきがあるかもしれません。
忙しい毎日だからこそ少し立ち止まって見ることが大事だなと思いました。
事務所のベンジャミンがどのように変わっていくのか、しばらくの観察を続けてみようと思います。
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