ひろせ日記

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過払金返還請求

こんばんは。

台風の後だからか、今日は少し涼しかったですね。
裁判所の植え込みの中から、秋っぽい虫の鳴き声が聞こえてました。

さて、「過払い金」という言葉、聞いたことのある方も多いと思います。

以前は、貸金業者に対して「過払い金を返せ」という請求をすると、相手にもよりますが、わりとすんなりと返ってくることが多かったです。

しかし、ここ最近、過払い金を取り戻すためには、裁判を起こさないと、なかなか満足のいく結果が得られなくなってきました。

今日も、ある貸金業者から「答弁書」なるお手紙が送られてきました。「答弁書」とは、こちら(原告)の裁判上の主張に対する、 相手(被告)の言い分のことです。
言い分があるなら書いてくればいいのに、貸金業者の出してくる答弁書は、 決まって「追って主張する。」です。

その割に「被告は話し合いによる解決を希望致します。」などと記載しています。
要は、時間稼ぎなんですが、もう少し誠意を見せてほしいものです。そんなこんなで、過払い金が依頼者の手元に帰ってくるまでの期間は、どんどん長くなっているのが現状です。

それぞれの、司法書士や弁護士によって、方針が異なります。 何が何でも満額(元本と利息)を取り戻すという人もいれば、早期解決を重視する人もいます。 (もちろん、満額回収で早期解決が望ましいですが、相反する主張ですので)

私は、満額回収か早期解決かは、依頼者の方の自由だと思っています。

・金額が減っても、早く返還して欲しい人
・時間がかかっても、満額取り返したい人

どちらも対応いたしますので、お気軽にご相談ください。

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