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高松市の過払い金返還請求に対する各社の対応シリーズ[2]

公開日:2011年2月3日
更新日:2022年12月20日

こんにちは。

今日の高松はとてもいい天気ですね。 このまま、週末も暖かくなれ~

丸亀マラソンまであと3日と迫りました。 ここ2週間ほど走り込んだので、体重も落ちてるだろう~と思っていましたが、、、

昨日体重を量ってみると、なんと増えてました!! これは、食べ過ぎか・・・

さて、「最近の過払い金返還請求に対する各社の対応シリーズ」

今回は、ちょっとめんどうなアイフル

「どうする?アイフル」のキャッチフレーズや、「チワワのくーちゃん」を使った癒し系のCMの影響か、利用されていた方は、結構多いようです。 アイフルは結構、激しく抵抗してきます。

任意(訴訟を起こす前)の段階では、3割とか、5割とか、その程度の提案しかしてきません。過払い金に対する利息まで取り返そうと思うと、訴訟を提起して、なおかつ、判決まで取らないと、まず無理でしょう。 という訳で、うちでは、即訴訟を提起していますが、訴訟になり、たいした論点がなくても、今度は、「訴訟引延し作戦」にでてきます。

主張してくることといえば、

・「悪意の受益者ではない」だから、過払い金に利息は付かない。
・「利息で得た利益は、法人税として納付したので残っていない」だから、過払い金の55%しか返さなくていい。

などなど。

どれも、最高裁判決で決着したものや、独自の理論で、たいした主張ではありませんが、訴訟に時間がかかって、結局、過払い金が返ってくるまでに時間がかかってしまいます。 まさに、引延し。困ったものだ。

アイフルが、過払い金の返金を遅らせたい理由は、資金繰りにあるようです。 アイフルは、現在ADRという手続きで経営再建中で、今期の過払金返還の予算を、計画内に抑えないといけないといった事情あります。計画通り進まないと、銀行などの大口債権者に、再建計画を認めてもらえないから。 認めてもらえないと、会社更生法などの倒産手続きをとらなくてはいけなくなります。 過払い金債権者も、債権者なのに。。。

武富士の破綻の影響もあって、他の消費者金融各社にも、過払い金返還請求が依然、高い水準で続いているようです。 今後も(特に3月の決算あたり)各社の動向には、注意が必要でしょう。

高松の過払い金返還請求に対する各社の対応シリーズ

  1. [1]新生フィナンシャル(レイク)
  2. [2]アイフル(旧ライフ)
  3. [3]三菱UFJニコス
  4. [4]ライフ
  5. [5]プロミス
  6. [6]ネオラインキャピタル
  7. [7]アイフル[続編]